ニトロプラス渾身の傑作『沙耶の唄』

沙耶の唄

沙耶の唄

ブランド: ニトロプラス
定価: ¥4,800 (税込¥5,184)
発売日: 2003/12/26
ジャンル: アドベンチャー
JANコード: 4529790026015
原画: 中央東口
シナリオ: 虚淵玄

沙耶の唄 - YouTube

出典:YouTube

究極の純愛ゲー、沙耶の唄

事故の後遺症で世界が「狂気」に変貌した青年
悪夢に侵食された光景の中で“彼女”が微笑みかける
ある日、交通事故によって生死の境を彷徨うハメとなってしまった主人公“匂坂郁紀”。
なんとか一命は取りとめたものの、手術のために一時的に視力を失うことに。
そして、治癒が進み、徐々に視力が回復するにしたがって、彼はこの世界が狂気を帯びた姿に変貌していることに気づく。
あらゆるモノがすべて、彼の記憶にないカタチをとり、時として人の言葉さえ異界の響きに感じる。
だが、彼の周囲では見慣れたはずの街並みが広がり、馴染みの友人たちがいて、ありふれた日常が繰り返されていた。
郁紀ただひとりが、当たり前の日常を認識できなくなってしまったのだ。
彼に親しい者たちが異変に気付き、救いの手を差し伸べようにも、友人たちの声は決して郁紀に届かない。
そんな郁紀の前に、一人の謎の少女が現れたとき、彼の狂気は次第に世界を侵蝕しはじめる……。

沙耶の唄は主人公とヒロイン沙耶の純愛ゲーです。
しかし、二人にはいろんな障害があります。
種族が違うとか、主人公の見える世界がグロ肉だとか、沙耶を殺そうとする人たちだとか、そもそも主食が人間だったりとか、ほんっとうに色々な障害があります。
しかしそれでも、二人は深い深い絆で結ばれているのです。
その絆を、愛を、純愛と呼ばずしてなんと呼ぶのでしょうか。

鬼才炸裂。沙耶の唄のアピールポイント

沙耶の可愛らしさと、主人公の絶望とのギャップが半端ないです。
短編なので複雑なフラグ立ては必要ありませんが、一応マルチエンディングとなっています。
主人公が沙耶を裏切ることは絶対にないあたりがとても泣けます。そして切ないです。
ストーリーは這いよる恐怖と、そしてナチュラルな狂気の描写はまるでホラーADVをやっているような気になれます。

いやー、もうほんっとこんなに心にグッとくるお話は久しぶりでした。



沙耶の「フミノリぃ~」って甘えた声かわいかったです^q^



まあね、心にグッていうか、僕のノミみたいな心臓がグッと潰されるかと思いました。
十分に、鬼畜鬱エログロゲームと言い切れる内容なのに、かえって「純愛」が際立った形で感じられます。

開幕直後からインパクト大で引き込まれました。
不明瞭でくぐもった音声、奇怪なビジュアル、文字化けしまくったテキスト、不気味なサウンド。
かろうじて、会話の内容と状況が理解できるレベルです。
これが、主人公郁紀の見ている世界なんですね。
あと、このような背景とシナリオをよく作ったなと。「意欲作」、一歩間違えれば「問題作」と言われそうな個性的なシナリオ。このライターさんは技量が高いのでは、と感じました。また、このお話は3~4時間のくらいの短い作品でしたが、その短い中で心を揺さぶるような作品を作るとは。まとまりも良かったです。

沙耶の唄を彩るキャラクターたち

沙耶 (さや) CV:川村みどり

沙耶 (さや) CV:川村みどり

謎の少女。
失踪した父親、奥涯雅彦を探すうち、入院中だった郁紀と運命的な出逢いを果たす。

本編の主人公。
不幸な事故を境に、現実と悪夢の境界線に囚われ続けることになる。

戸尾 耕司 (とのお こうじ) CV:片岡大二郎

戸尾 耕司 (とのお こうじ) CV:片岡大二郎

郁紀の親友。
郁紀の怪しげな言動を訝りつつも、仲間たちを支えていこうと奮闘する。

高畠 青海 (たかはた おうみ) CV:海原エレナ

高畠 青海 (たかはた おうみ) CV:海原エレナ

耕司の彼女。
郁紀の豹変によって悩む瑶を心配する、心優しい女性。

津久葉 瑶 (つくば よう) CV:矢沢泉

津久葉 瑶 (つくば よう) CV:矢沢泉

青海の親友。
郁紀に想いを寄せていたものの、事故を境に人が変わった郁紀の態度に戸惑い、気に病むようになる。
つい他人に依存しがちで、場の雰囲気に流されてしまうことが多い。

事故の後遺症に悩む郁紀の主治医。
過去に奥涯雅彦と何らかの接点があったらしい。

ねぇ、フミノリ――

ねぇ、フミノリ――

この上目遣い、たまりませんね。
主人公にとってはこのビジョンで見えてますが、現実はぬらぬらとした粘液がマックスのナニカだということは伏せておきます(伏せていない)。
純愛とはすなわちそういうものなのです。
究極的には、二人が幸せならそれでよいのです。

百合プレイも!

百合プレイも!

カワイイ女の子同士の絡みです!
若干陵辱気味ですが、きちんと百合していますね。
メインヒロインとサブヒロインのレズは珍しいと思います。
え?どうみても触手にか見えない?
それはアレです、その触手が……

沙耶の唄の感想&レビューまとめ!

 最初はとても怖かった。気持ち悪かった。でも先が気になって止めることが出来なかった。
届いたのをすぐにプレイしたくて夕食の前に30分ほどやったのはやばかった。
「じつはこの食事は自分には普通に見えるが、実際は・・・」なんてことを想像しながら飯を食った。でも普通に食べられたあたり、けっこう自分はホラー耐性あるんだなあと思ったけども。
とりあえず結論としては沙耶かわいい。そしてこのゲームは純愛です。これが基本。
たとえ主人公とヒロインが人の肉をクチャクチャ食べていようが、純愛なんですよええ信じられないことに。しかも泣ける。

なんてうか、世界が肉塊にみえる主人公:郁紀の目線が、本当ひどいものです。もちろんプレイヤーのPC画面に映っている画もひどいんですが。はじめ見た時グロすぎてちょっと笑った(笑)画面真っ赤。なんか背景が血管浮き出てるヨー。怖いヨー
このゲームは端的に説明すれば、事故で家族を失い自身も後遺症を背負ってしまった大学生の主人公が、不思議な美少女沙耶と出会い、ともに暮らしていく中で自分を取り巻く世界と、自分自身のギャップに悩みながら沙耶との愛を深めていく、純愛ストーリーです。嘘はついていません。
…沙耶は萌えます。
 ロリ属性はないつもりですが、萌えます。ですが、他のキャラは萌えるまでには至りませんでした。
作中に出てくる女性陣は沙耶以外はロクな目に遭っていませんね…(沙耶も選択肢によっては悲惨な目に遭いますが)。
 喰われたり、おぞましい化け物に変えられたり、肩口から斧でバッサリされたりと可哀想なぐらいです。

「沙耶の唄」は世界を侵す愛を紡ぐゲームだ!

このゲームは、純愛とは何か?
愛とは究極的な何なのか?
そんなことを考えさせられます。
周りから見て狂っていたとしても、2人の間にあるのは確かに愛なのです。
ルーとによってはその愛情が文字通り「世界を侵す」わけですが、これを是ととるか否ととるか、そこにこのゲームのテーマがあるのではないでしょうか。
全体的に暗めのお話で、わりとぐろいシーンでも出てきます。
耐性がある程度ある人であれば、沙耶のかわいさにイチコロ……のはず!

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